がんの対処方法を把握する|転移前に知って備える細胞レベルの戦い

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肺腺がん

女性に多い肺腺がん

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肺腺がんは非小細胞肺がんの一種です。日本人が発症する肺がんの中でも最も患者数が多く、肺がん患者全体のおよそ六割に達します。通常、肺がんと言えばタバコの存在を連想させますが、肺腺がんに限って言えば喫煙行為との因果関係は希薄で、非喫煙者であっても多く発症します。 また女性の患者数が多いのも特徴で、女性患者数の割合は七割を超えると言われています。これは肺腺がんの原因が女性ホルモンと大気汚染に関連があると考えられているからです。 肺腺がんは他の肺がんと同様、初期症状が乏しく、ある程度進行するまで発症者が自覚できないという性質があります。このため早期発見・早期治療が難しく、定期的な健康診断が最も予防に有効です。

その特徴と治療

肺腺がんは進行スピードが非常に早い事でも知られています。早期発見が難しい事と併せて、発見された時には、既に全身の臓器に転移していたというケースも多々あります。肺腺がんを早期発見した場合の生存率は八割ですが、進行してしまうと一割に激減してしまいます。肺腺がん自体が転移の起きやすいがんである事も、生存率を押し下げる一因となっています。 肺腺がんは他のがん治療と同様に使用される抗がん剤治療、外科手術による腫瘍摘出、放射線治療の三大療法が柱です。最近は免疫細胞療法も加わり、特にNK細胞療法が有効な治療方法である事が分かっています。 確かに肺腺がんは厳しい病気ですが、決して治らない病気ではないので、家族を含めた粘り強い闘病が肝心です。